あか頭巾ちゃん
Little Red Riding Hood (Time、March 19, 1984)
~あかずきんちゃんが象徴しているもの~
最近時々ですが、一昔またはそれ以上以前のTime,Newsweek, そしてReaders' Digestを取り出して、その当時の記事を読みます。
今日もそんな中から、今でも面白いと思うものを取り出してきました。
ご存知グリム童話の「あかずきんちゃん」です。
ストーリーは御馴染みですね。
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ある日、あかずきんちゃんはお母さんにお使いを頼まれました。一人で暮らしている
おばあちゃんに届け物をしてきて欲しいというのです。
「寄り道をしてはいけませんよ」とおかあさんに言われていました。
さて、おばあちゃんの家に行く途中森の中であかずきんちゃんは狼に出会います。
そして、うっかり
行き先を告げてしまったのが間違いの元。
狼は先回りをして、おばあちゃんを平らげた後、後でやってきた
あかずきんちゃんもぺろり。
そのあと、勇敢な猟師によって狼は退治され、お腹の中から二人とも無事
助け出されました。めでたしめでたし。
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そもそもこのグリム童話は童話の研究者の間では議論をよんでいました。なかなか残虐な感じのストーリーです(an evocative tale of sex and violence)。
あかずきんちゃんがかぶっている赤いキャップは、女の子が女性になったことと魔性や罪の象徴、そしておばあちゃんは貪欲(greedy)な老女の象徴、そして狼は本能と衝動、肉欲、快楽(the id, the pleasure principle, the predatory male)などの象徴として、フェミニストやフロイト学者などにうよって様々に批判されてきました。
でもどうなんでしょうね?
思うのですが、そもそも女の子が女性になることが魔性や罪と即結び付けられることに、とても残念な気がします。
そもそも私達人間は、子供のときからある程度の年齢になるまで、性を何か後ろめたいもの、罪のにおいを漂わせたものとして、教育されてきています。家庭において、両親からそのように育てられてしまい、いよいよ、思春期を迎える年頃になった頃には、もうすっかり男女の営みに何らかの罪悪感を負ってしまっています。
これはとても残念。そんなことをするから、世の中の性犯罪が減らないのです。
大体、神様がそんな罪なものを人間に背負わせるでしょうか?
生まれながら人間は罪なのでしょうか?
「そんなことはない。」
「そうでしょう?神様。だって、人間は神様を、創造主を模して造られたのだ~、生まれながらに罪を背負っているなんてありえませんよ。」
「本当にそうだな。人間が愛し合うこと、それにともなう快楽を即罪に結びつけることは、私は意図していなかった。」
「あー、よかった。そうだと思いました。」
「もっともっと人間本来の神性に正直になるべきだろうね。」
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さて、Timeの先ほどの記事には、ちょっぴり面白いコメントものっていました。
そもそも、そのおばあちゃんはきちんと家に鍵をかけなさいよ!戸締りをしっかりしないからでしょーに!
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